"「もう一回」が無い試合だ研磨"
我慢ならずに初日に池袋グラシネのIMAXレーザーGTにて鑑賞。
楽しみで仕方なかった烏野高校vs音駒高校の春高3回戦もといゴミ捨て場の決戦。
菅原の"祭りじゃあーっ!!!"のとおり、勝敗云々よりお互いをリスペクトし、全力で部活(せいしゅん)している彼等の関係性が映し出された試合だった。
試合の勝敗に興味がない研磨に"別に"意外の言葉を言わせるのが大きなテーマだったので、研磨が"楽しい"って言った瞬間である意味勝敗は決していたし、研磨目線でのストーリー展開だったのは、脚本とストーリー構成の妙だったと思う。
原作もこうなのかなぁ、見せ方がうまい。
息を呑むような試合展開を見せる後半は映画ならではのテンポアップだったし、終盤の研磨目線でのカメラワークは試合を疑似体験させる迫力とライブ感は映画でしか体感できないものだったと思う。
何より"たーのしー"と思えたことが、この試合への何よりの賛辞だ。
大スクリーンの迫力もさながら、"俺、日向翔陽"の場面でうるっときてしまった。(早い)
影山が"オープン"って天井トス上げたシーンが1番泣いた。
「もう一回」がない試合を、何回も映画館で観たいと思えた作品に"ありがとうございました"と礼を伝えたい。