自堕落な日々を過ごしてきた主人公が浮気がバレて彼女と向き合うことから逃げ、その後も逃げ続けた結果、友達、先輩、家族も巻き込んで行く逃避劇。
章立て出来る設定が舞台的だなぁと思ったら元々舞台作なのね。
愛すべきダメ男って括りの人間っているよね。思い浮かぶ人間も何人かいる。
ただ、主人公ほど空っぽな人はいないかなぁ。
逃げる動機もちょっと居心地悪いからって逃げちゃうのも弱い。甘やかしてくれていた人たちに怒られて行き着く先が親なんだと思うとほんと甘ったれだ。
メタ的なセリフがトリガーだったり、因果応報によるタイトル回収かと思わせての"おもしろくなってきやがったぜ"
その後が観たかったなぁ。