SYAKE623

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のSYAKE623のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

原作と比べてどうだったという話しかできていないです

ハイキューは原作派で、アニメは名シーン集がランキング形式でYoutTubeで見た程度でほぼ見ていない。
林さんの作る劇中歌はかっこよくサントラで聞くほど好き。

原作派なのは、ハイキューは漫画としてかなり最適化されている作品だと思っていて、バレーという動きのあるスポーツにもかかわらず影や画角などで凄みを表現しているところが特に好きでアニメを見たときのコレジャナイ感を必要以上に感じてしまうから。
あと、ギャグパートがアニメの効果音があると寒いと思ってしまうので見れない。

劇場版ということで普段のアニメより、原作をある程度映画に適応させて形でみれるとではという期待と、33.5巻が欲しかったから。

構成が原作よりわかりやすくなっていて研磨と翔陽の出会いのシーンから始まって(携帯の電池切れは原作になかった気がして、そういった補足的なシーンがいくつかあったのは嬉しかった)、回想を用いるところで文脈を呼び出してシーンの感動を強めているところなどがあったのもよかった。また、音駒VS烏野に関してはかなり研磨が主人公として、バケモノ日向を攻略するという主人公が変わっていたのが劇場版では明確にされていた。

特によかったのが、日向のオープンのときの迫力。ドンという音がするというのはさすがにアニメのほうが迫力が出せていたし、画角が前か後ろからで動きの凄みをめちゃくちゃ感じれてよかった。鳥かごから烏が飛び出すシーンは静止画なんだとは思ったけど。
あと、最後の研磨の第一人称として描かれているのが凄く楽しかったし、これはアニメじゃないとできないことだよなと見に来てよかったと思えた。

気になったところは、シンクロ攻撃というのが必殺技っぽくてダサいし、その形式の戦術がそれしかないから連呼されている気分になるのが嫌だった。
また、研磨の「面白いままでいてね」は動きのがない分原作のほうが凄みを感じた。そのあとの翔陽の反応もあまりクリティカルではない分、少し凄みが散ってしまったと感じた。
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