最高の90分間
家に帰ってから原作を読み返しました
約4巻分を90分にまとめあげ、文句なしの完成度、制作陣には頭が上がらない
漫画よりも圧倒的に場面ごとのイメージがより鮮明に具現化されているから見ていて面白いし、特にオープン攻撃で日向が床を蹴る音、いつもと違う音。アニメでしか表現出来ない最高のシーン。そして、試合終了までの僅かな研磨の一人称視点の演出。原作にはない表現の仕方ではあったが、オリジナリティさがあり、この演出にすることにより研磨と一体になったような感じで試合終了の感動が大きかった。
選手たちが躍動する汗の1粒1粒のように細部まで拘る作画に感心
翔陽と研磨や月島と黒尾、西谷と夜久、田中と猛虎などライバル関係や師弟関係を回想シーンも合わせながら見せていくシーンには涙腺崩壊
静と動の棲み分けが素晴らしく、ここぞという見せ場の前には映画館に沈黙が一瞬流れる間を設けて、その後に最高の演出を持ってくるやり方に痺れる
研磨がこの試合が終わらないで欲しいと願うように私もこの映画が終わって欲しくないと願うばかりでした。
最高の試合
もう1回がない試合
負けたら終わりの試合