原作もテレビドラマの見ていませんでしたが、冒頭のあらすじでこれまでの経過が何となくわかりました。人を殺すのは容易なことではありませんが、それを隠蔽するのはもっと大変なのかもしれません。なぜ哲雄がわざわざ義辰の死体を埋めた山を見に行ったんだろう。死体が出たというニュースが流れたので他のやじ馬たちにまぎれて近くに行ってみたほうがバレなかったんじゃないかなあ。というかどうせ警察やマスコミが入るんだから静観していればよかったのに。なにか自分につながるものを残していたとしてもあんな遠いところから見分しても何もわからないと思うんだけどなあ。大沢を演じだ宮世琉弥がちゃくちゃくとキャリアを重ねていっていてちょっとうれしく思っています。まあ現実的にはあり得ない世界をコミックで描かれる分にはおそらく違和感なく見ていられるのですが、実写版の映画で描かれると結構違和感ありますね。そんな違和感を吹き飛ばしてくれるテンポの良さと急展開によってまとまった映画になっていたと思いました。
