かんやん

REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者のかんやんのレビュー・感想・評価

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Netflixは1億6千6百万ドルかけて、既視感しかない、陳腐なスペースオペラを作り上げた。

ザック・スナイダーは、きっと生真面目な方なんだろう。生真面目に色々と寄せ集めて、生真面目に切り貼りしてる感がちょっと哀しいな。

なんで巨大な宇宙船で、はるかかなたから、あんな小さな集落の穀物を奪いに来るのかわかりません。ボスキャラはミスター・ダマーにそっくりだし。宇宙船の動力は謎だし。ライトセーバーにしか見えない武器でチャンバラされても、困惑しかない。

なんか売りが一個でもあったら、ちがったのかもしれません……。

ついでにメイキングも興味深く拝見。駐車場を村に変え、川を掘り、橋をかけ、周囲に麦を植えていた。それも無農薬の有機農法だ(ちがったっけ?)。衣装、小道具、大道具、メカのデザイナー、メイクアップアーチスト、作曲家、楽団、様々なプロフェッショナルが腕によりをかける。感無量の撮影終了日。そこから始まる編集と合成、CG処理のポストプロダクション。いやあ、とてつもなく巨大なプロジェクトでしたね。冒頭に戻る。
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