主演の方の吸引力がハンパないです。そのおかげなのか、それともその魅力を最大限に引き出したおかげになのか、えらくありがちなストーリーなのに楽しく鑑賞。
こんな手垢にまみれたような話を楽しく観ていられるなんて、映画の要点は結局はストーリーではないのか、なんて今更ながらの感想です。
保守的な視聴者が、たとえば『水戸黄門』シリーズとか『忠臣蔵』とかの毎回お約束の展開に待ってましたと喝采するような感じなのかな。
歌舞伎の見得を切る見せ場に
「お~っ!」ってなる感じ。
おバカ映画よりのフランス版とはまたちがった面白さ。