ゴン吉

アイアンクローのゴン吉のレビュー・感想・評価

アイアンクロー(2023年製作の映画)
4.0
プロレス界では伝説のファミリーとして知られるフォン・エリック家の栄光と悲劇を描いたヒューマンドラマ。
実話をもとにした作品。   
ザック・エフロンが主演、ハリス・ディキンソン、ジェレミー・アレン・ホワイト、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニーらが共演、リリー・ジェームズが妻を演じる。   

1979年、フリッツ・フォン・エリック(ホルト・マッキャラニー)はプロレスのAWAでヘビー級チャンピオンとなる。彼にはケビン(ザック・エフロン)、デビッド(ハリス・ディキンソン)、ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、マイク(スタンリー・シモンズ)の三人の息子がいた。彼らとは別に長男がいたが子供のころ他界し、ケビンが長男として弟たちの面倒を見てきた。ケビンとデビッドは兄弟でテキサスのローカルプロレスラーとして世界チャンピオンを目指していたが、ケリーは五輪出場を、マイクはミュージシャンとして青春を謳歌していた。そんな兄弟に次々と転機が訪れる....

プロレスラー一家であるフォン・エリックファミリーの波瀾万丈を描いた実話ベースのヒューマンドラマ。
タイトルのアイアンクローは父親フリッツの得意技で、相手の顔を鷲掴みにする必殺技。彼は1960~70年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと対戦しているレスラー。
フリッツの指導のもと、息子たちがプロレス界で活躍する一方で、ケビンは素敵な女性(リリー・ジェームズ)と結婚して幸せを掴む。
しかしその後、エリック兄弟に次々と不幸が襲い掛かる。
エリックファミリーは果たして呪われているか?
プロレスの格闘シーンはもちろん見どころではあるが、兄弟愛をベースにした家族の絆や葛藤が綴られる。
果たしてケビンに救いが来るのか?
エンディングに注目です。  

2024.4 字幕で鑑賞
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