小学校低学年までプロレスにはまっていた身としては、なんとも懐かしい名前。鉄の爪、アイアンクローのフリッツ・フォン・エリック。あのレスラーにこんな物語があったとは。事実は小説より奇なり…だなぁ。
夢も、執着し過ぎると呪いになってしまうのか?兄弟皆が父親を尊敬し、ファミリーのため喜んでプロレスに身を投じたのだが、過剰な思いが悲劇に繋がる。この悲劇は、思い合う気持ちの強さが引き寄せた必然だったのかもしれない。
誰かが止められなかったのかとも思うが、誰を責めることもできまい。生き方に正解はない。ファミリーとしてWWE殿堂に迎えられたことに、敬意を表します。