とーるさんし

片目のジャックのとーるさんしのレビュー・感想・評価

片目のジャック(1960年製作の映画)
4.2
マーロン・ブランドは監督としても傑出している。ジャンルの約束ごとから逸脱しつつも西部劇としてしっかり成立させているのが凄い。冒頭の砂塵渦巻く稜線の銃撃戦からして素晴らしいロングショットが連発される。

海辺という奇異なロケーションの町、噴水を挟んだクライマックスの戦い(掟破りの決着の付け方!)、どれも忘れ難い。

タランティーノのお気に入りというのも頷ける出来。
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