いつものダメなリドスコ。処女作「デュエリスト」と対になりそうな題材だからもしやと思ったが、全然大したことはなく、散々撮ってきた歴史劇と同じ程度。
大体ナポレオンの人生を語るのが無謀で、158分でも短>>続きを読む
自主映画を撮ったことのある人なら脳内で一回は思い付いてるであろう全編ピンボケ映画(正確には全編ではないが)。とはいえピンボケ如きで新しい表現が生まれるならそれこそゴダールなり誰かなりがとうの昔に長編を>>続きを読む
監督アーントルで制作コレット=セラということで、この2人らしい密室系スリラー。
冒頭の2連続スライドインや、変な忍者の頭領、服部半蔵と斎藤利三の急なチャンバラアクションなど唐突な脱臼感で分かる通り、北野武のフィルモグラフィの中で位置付けるなら戦国版「みんな〜、やってるか」。原作は>>続きを読む
神代的記号を作家本人がなぞることに終始していてどうにも本気度の伝わってこない演出だが、この生温さが笑えるシーンも結構あるので嫌いではない。
これは中々面白かった。フェラーラ「天使の復讐」(シチュエーション)と黒沢清「復讐」シリーズ(発砲の簡潔さと廃墟)を結ぶ線上。地下鉄での強姦ゲリラ撮影のアンモラルさ含めエロシーンには気合いが入ってるし、>>続きを読む
雪山の小屋でアーシア・アルジェントの一人芝居スパイもの。地味な題材を地味に描くことを恐れない姿勢が、妙に酷評を躊躇わせる。銃撃戦も含め全編アーシアの妄想でも通用するような視点の統一ぶりが丁寧だし、新作>>続きを読む
ライブビューイングで観ました
演劇自体も面白かったし、久保さんはなんか陰陽座みたいな曲歌ってた
今回は帰還兵もの+『ジョーズ』に仕立てたということで割と好き。終盤のいつもの説明癖も、最後をアクション場面にすることで結果的に回避できてる。このクライマックスが100点満点かと言われると微妙だが、戦闘>>続きを読む
発光する箱と光を浴びた人間が骸骨化して消えるオープニング、ここまで同じだとどう考えても「レポマン」やないか。しかし「レポマン」を見てるんだったら、もっと破天荒にジャンル横断的な面白さを追求してもよくな>>続きを読む