撮影:姫田真佐久
昨日観た「拳銃残酷物語」とまるっきり同じロケ地が使われてて、同じ会社のプログラムピクチャー連続で観てるとこういうこともあるよなあと
序盤、京都へ向かう旦那と橋で別れた後の不吉感あるロングショットでの雲の動きが凄い。どうやって撮ったのか。
150分説明しかない。退屈な講義を受けるために映画を観ているのではない。
A24の最良作の一つと思う。
冒頭2ショット目がまず賢い。電気の付いてない邸宅の全景を海上から捉え、窓に懐中電灯の光が動いているのが見える。この1ショットのみで邸宅へ侵入したことが分かる聡明さ。上陸>>続きを読む
催涙弾の煙幕と炎と警察の照明、バリケード、瓦礫、群衆。そういった画面に映画性を見出すことは容易いが、撮影することによってある種の美しさをも表現してしまうことに製作者はどれだけ自覚していただろうか。一方>>続きを読む
長回し自体が目的化されている。長回しすれば何かが生まれるという途方もない勘違いのもとに映画が撮られている。