スクリーンで見れるなんてサイコーだ。
そのうち見ようと思っていたら、まさかの最終日。滑り込みの鑑賞となりました。
ところどころで進行を妨げるくだらない話が盛りだくさん。
マドンナの歌詞の意図であったり、
レストランのチップであったり、
コードネームの色に対する文句であったり、
文句ばっかり垂れるスティーブ・ブシェミが良い。
イカつい風貌、冷静沈着、サイコで義理堅いマイケル・マドセンが良い。
完全に騙されたホワイト、ハーベイ・カイテルの義理堅い姿も良い。
改めて見るとタランティーノも若いなぁ。
滑舌は絶好調だ。
ストーリーの時間軸が、あっち行ったりこっち行ったりするけど、混乱することは全くない。
寧ろ、よくもまぁ、このような時間軸が思いつくものと感心してしまいました。
派手なカーアクションに頼らない、
スマートな強盗を魅せる訳でもない、
下品でくだらないトーク、バイオレンス、予想もさせないような展開の修羅場で魅せる演出が素晴らしい。
低予算と言われているが、
キャストが豪華でサイコー過ぎる。
このキャスティング、若手の頃のタランティーノはどんな根回ししたのだろうか、と思ってしまいます。
本作品はDVDを持っているんだけども、家ではなかなか見ることに至らないなぁと反省。
DVDを持ってたって、結局はスクリーンでの上映に吸い込まれる。
タランティーノ作品を全部見たわけではありませんが、やっぱり「レザボア・ドッグス」、「パルプ・フィクション」、「トゥルー・ロマンス」が面白い。この3本に勝る作品は無いと思える。
次は「パルプ・フィクション」がデジタルリマスターかな?