ソ連時代に開発された秘密兵器「ゴールデンアイ」が犯罪組織「ヤヌス」に強奪される。世界が危機に瀕する中、イギリス諜報部員ジェームズ・ボンドが奪還に挑む007シリーズ17作目。
007シリーズ誕生60周年記念の一環として過去作を4Kレストアで劇場上映。僕自身007シリーズで初めて鑑賞した作品がこの「ゴールデンアイ」。当時は地上波で鑑賞し、後にDVDやBlu-rayも購入して何度も見たり、ゲーム版も楽しんで本当に思い入れの深い作品。
この機会で初めて劇場で鑑賞できて嬉しい限りです。やはり画質は半端なく綺麗になっていて、明るい場面での美しさは際立っていたように感じました。最近製作した映画と言っても違和感ないほど。
劇場の大画面で味わえるアクションの数々もより一層楽しめる形に。冒頭のダムからのバンジージャンプ。化学工場での攻防戦。戦車チェイス。クライマックスの大バトルと今まで何度も見た場面の印象もかなり変わります。
そしてピアース・ブロスナンは本作がボンドとして初登場。劇場公開時はこんな感じだったんだろうなぁと追体験出来た気分です。改めて彼のイケメンでありユニークなボンド像を楽しめましたね。これまでずっとダニエル・クレイグのボンドを見ていた後だと、逆に新鮮に感じてしまいます。笑
キャストも今振り返ると「ロード・オブ・ザ・リング」など数多くの有名作に出演するショーン・ビーン。「X-MEN」シリーズ、「96時間」シリーズに出演するファムケ・ヤンセンなど後に大活躍する方々のブレイク直前の姿が見れるのも今ならではの注目ポイント。
映画館で見るのとそうでないとでは、やはり印象はかなり違うと思わされましたね。他のシリーズ作品も公開しているので、全部は無理でもまた別の作品も見てみたい気持ちになりました。
