「きっと面白いだろう」ぐらいのテンションで観に行ったのですが、想像以上に面白かったです。原作を中途半端に知っていて、たまにつまみ食いするみたいに読んでいたのがいいんだか悪いんだか…。大まかにどんな話かは知っていたつもりでしたが、肝心な部分は何一つ知らなかったみたいで、突然小学生時代のエピソードが始まった時には仰天しました。しかもこれきっと後章にも続きますよね？
侵略者とか思わず「ねーよ！」ってツッコみたくなるような奇想天外なストーリーではありますが、突然の未曾有の危機で日常が失われてしまう事があり得ると私たちは既に知っています。そんな中でいつもと変わらずに前向きに生きるためにどうすべきかというのが、この作品の普遍的なテーマなのではないかと思います(原作未読だし後章まだ観てないから知らんけど…)。
あとＷ主演のお2人の過度に声優っぽくない力の抜けた演技も良かったですし、主題歌も一度聴いたら忘れられないキャッチーさがあって素晴らしい。後章が待ち遠しいです。12冊の内容が前・後章に圧縮されている訳ですから内容もかなり変わっているでしょうね。原作もいづれキチンと読みたいけど、どうせなら後章観終わるまで我慢かなぁ。毎日社畜のようにがむしゃらに働いてたら５月22日なんてあっという間だぜ、チクショウめ！
