軽率

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章の軽率のネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いきなりクライマックスみたいな危機シーンから始まる!のに、その危機がずっと頭上にあり漠然とした不安を抱えながらもぽやんと女子高生の日常なので、面白いとは聞いていたけど何がそんなに人を惹きつけるのか…と思っていたら!
うわぁ、こんな話になるとはー!という、思ってもみない方向に転がるストーリーって大好物!うっすら面白いということだけを教えてくれた皆さん、私にネタバレをしないでいてくれてありがとう!ネタバレを踏まずにいた私おめでとう!最近見た『アンテベラム』の時もこんなことを想った気がする(あっちは別にハマらなかったけど)
その存在が"絶対"という友情の話が好きだ。ただそれはともすれば"依存"になりかねず、そうすると健康的な関係じゃないなぁと思ってしまうのだけれど、おんたんと門出ちゃんは双方向に"絶対"(が明言される)で、かつ他の友達ともしっかり関係を築ける子たちで、なんとなく安心して見られた(その上で、正義に対する視野の狭さとかそういうシリアス方向の振れ具合もぐっとくる)。高校生活って楽しいよなぁ!私がファッション方面に興味がないのと田舎の高校生だったのとで、一緒に服を買いに行こう!みたいなイベントはなかったけど、ゲーセンとかカラオケとか友達の家でダラダラ過ごしたり、そういう高校時代を思い出した。うちの県はツチノコが有名らしいけれども捕まえに行ったことはない。
全然どうでもいいけど、門出ちゃんのお父さんは声がいい。おんたんのお兄ちゃんも素敵だ、心霊写真爆撃してるのはどうかと思うけど。
さらにどうでもいいけど、門出ちゃんにデーモンとあだ名をつけるセンス!私だったら「デーモンとかめっちゃかっこいい!」と思ってしまうので、あれでいじめる意味が分からない。
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