今から約１０年前。スピリッツの初回をたまたまコンビニで立ち読みしていて面白そうだなと思って読んだが漫画は毎週毎週待つのが好きではないので続きを読むこともなく１０年立ってしまった。
大概前後編に分かれている映画は当たりが少ないので見るつもりはなかったがどうしてもあの絵柄が好きな絵柄で観ないと気が済まなくなってしまい結局観てしまった。
結果ものすごい良かった。3.5は超えてこなかったので今年のベスト10には入らないがそれでも純粋に面白い作品だった。まるちゃんとかドラえもんの世界を青年誌に上げ尚且つハードコーティングしたような（多分後章はもっとハード）コメディSF作品だった。
前半コメディパートがで秀逸一切退屈はしなかった。
少しの減点は後半シリアスになってしまう所。
1番印象的だったのは門出のメガネフレーム
予想だが後章はたぶんSF度とシリアスさが強く出ると思うので
個人的にはおんたんと門出の二人とその周りのキャラの明るく
ポジティブな言動と行動（本作の前半のような）がたっぷり反映されれば久しぶりに面白い日本製のアニメの傑作が誕生するかもしれない。後章への期待値はかなり高い。
