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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のunkoのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作は相変わらず未読。
原作漫画のエンディングとは異なり、映画オリジナルの終わり方になるという情報だけ事前に知っていました。

あのちゃんが出ている作品の感想で毎回述べているのですが、相変わらず演技が上手。今回は泣き叫ぶシーンがあるのですが、本当にうまい。声優と張り合えている。

物語は前章の続きで、大学生になった亜衣や凛、門出と凰蘭、また前章でも登場した竹本ふたばや田井沼マコトが登場する。
特にマコトは重要な役回りで、個人的にも大好きなキャラクターになった。前章では門出と凰蘭が物語の中心であったが、後章では大葉と凰蘭の物語に。

ついに侵略者と向き合うことになる凰蘭であったが、観客にもシフターとなった凰蘭のツケがどのようになるかが明かされる。
東京の中心が消滅するという衝撃的なラストであったが、凰蘭たち主要人物たちは無事なんですね…。

凰蘭が門出の過去を捻じ曲げたツケがこの結果を生んだのであれば、凰蘭の覚悟はなんだったのでしょう?
この終わり方だと、凰蘭の両親や兄貴、主要人物たちの家族や友人が割を食わされたように見えて、かなり消化不良です。

ちなみにその後、原作漫画の終わり方を見て納得。そりゃ漫画の終わり方のほうがスッキリするわな‥。
しかし映画は映画で、ファンサービスとしてこのような終わり方にしたのでしょう。しかしながら原作を読んでいない自分みたいな人は違和感を覚えるかもしれません。
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