原作と違うエンディングを見れたことは嬉しいが、さして良いと思わず。竜頭蛇尾という点は否めない。
大葉くんが原作よりも大活躍なのは良かった。しかしそれ故、おんたんや門出に焦点が当たりきらず、散漫になっていたと思う。この2人の"絶対"が弱まっている。前章で良かったコミカルな会話も減った上に、全体的に詰め込んでいるので、キャラがペラく感じる側面が強くなり楽しめる要素が減った。後編かつ映画という媒体なので、これはやむを得なかったのか。前章で掴みになっていた部分をまた丁寧に説明するのも、観客を信用していないな〜と。普通に覚えてますよ。
正直、原作よりふわふわなオチになってしまっていたかなとも感じた。中途半端。もっと振り切っても良かった。まぁ正直振り切っていても、セカイ系としての目新しさはほぼ無くなっていた気がする。『エヴァンゲリオン』辺りがもうやった事と、何ら変わりないんじゃ...。
マコトと大葉とのシーンで『進撃の巨人』の記憶ツアーっぽくなる部分はすこし笑ってしまった。
原作のオチよりも良いものが見れると期待して鑑賞したが、正直トントン。いや原作の方が良いかな...？ あまりノれず平凡に感じてしまった。言葉を選ばずにいうと、かなり期待はずれ。期待した俺が悪かったの...？
Crunchyrollで海外配信されている18話構成のやつを最初から日本でもやった方が良かったのでは...。𝕏でそれのOP(?)が流れてきたけれど、見た感じクオリティが高かった。ストーリーは原作通りだと小耳に挟んだし、そちらの方が気になります...。
