56点
前章は何の変哲もない日常に非日常要素が混じる、どちらの要素も同じ割合で両立した作品だったが、後章は終末モノを強く感じさせる作りとなっている。
前章よりも原作の映像化しなくてもいいような箇所は容赦なくカットされていたり、構成が異なっているがそれが決して悪いところだけではないのは事実で、一部は映画の方が納得できるようになっている。
そして今作は原作と違うところが多く、結末も大きく異なる。原作を読んだ方はその大きな違いに驚くだろう。
その結末が原作と比べて私がどう感じたか、全体的に原作と比べてどうだったかはここでは述べない。
ただ、私がこの映画に付けた点数は、忖度なしに一本の映画として評価した点数である。
原作を読んだ方、前章を視聴した方は必見の作品である。