鹿田鹿雄さんの映画レビュー・感想・評価

鹿田鹿雄

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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

2.9

58点

初めに、これは原作未読の者によるレビューです。

セットがすごく凝っていて臨場感がすごく、窮地に陥った人間の様子がよく描けていたと思う。

パニック映画が好きな方は観ても損はないと思う。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

1.0

17点

とにかく怪獣同士の戦いに注力した作品で、戦いのシーンはとても見応えがあります。

激しい戦いが好きな方、脚本をあまり重視していない方は観ても損はしないと思う。

ここから下はネタバレで、かな
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千年女優(2001年製作の映画)

4.9

98点

重厚な人間ドラマとなっているこの映画は、ドラマをアニメで表現したというような感じで、良い意味でアニメっぽくないが、アニメだからこそできた表現に納得させられるアニメ映画となっている。

顔も思
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

2.2

44点

原作をそのまま映画化ではなく、むしろほぼ別物となっていて、題名通り数奇な人生だなあと感じられる原作とは違い、肉体の若返りを受け入れてくれた運命の女性との愛が強調された物語となっている。

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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.5

70点

初めに、これは原作未読の者によるレビューです。

原作を読んでいないため、描かれ方が同じなのか違うのかは分からないが、
主人公の未麻がアイドルから女優としてどんどん活躍していき、その大きな転
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.3

66点

前作『羊たちの沈黙』に引き続きレクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスの怪演が素晴らしく、『羊たちの沈黙』であまり描かれなかったレクター博士の恐ろしさを全編通してよく見せられる。
残酷描写
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26世紀青年(2006年製作の映画)

4.4

88点

すごく分かりやすい舞台設定、本当にくだらないギャグで笑いを取りつつ、実はこの未来は有り得るのではないかと危機感を抱かされ、どこか納得させられる話作りが上手い。

くだらないだけではなく、実は
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.5

90点

かぐや姫の話自体はだいたい程度でも知っている人は多いだろう。
それなのに、1000年以上経ってなぜ高畑監督によって新たなかぐや姫の話が作られたか。今さら作る必要があるのだろうか。
そう思う人
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.7

74点

初めに、これは原作未読の者によるレビューです。

円盤や政府の兵器の作画のクオリティが高く、女子高生同士のほのぼのとした日常も微笑ましく、
そして非日常的な設定を舞台にした日常生活を描いてい
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

76点

主人公が認知症という設定にちゃんと意味を持たせ、ラストのどんでん返しにも納得いく脚本の上手さが素晴らしい。

異色のサスペンス物でありながら、94分という短い時間で綺麗にまとまっていてとても
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デッド・サイレンス(2007年製作の映画)

4.0

80点

ベタかもしれないが不気味でしっかり怖い演出、ホラーでありながら先の読めない展開、そして思わず意表を突かれるどんでん返し。

純粋にホラーを楽しみたい方や短い映画を観たい方、どんでん返しが好き
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ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.6

72点

かなり細部にまで貼られた伏線回収、ローラの取った行動の微妙な違いによって関わった人の未来が変わる、バタフライ効果を描写したちょっとした小ネタが面白く、81分という短い時間の中で不必要な長さを
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リベリオン(2002年製作の映画)

3.0

60点

アクションの演出・音楽の圧倒的なかっこよさ、主人公プレストンを演じたクリスチャン・ベールの抑えた演技、そして感情がなかったプレストンが徐々に感情を取り戻していくまでの葛藤が丁寧に描かれていて
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

80点

まず今作は伝記映画なため、あくまでも事実を淡々と伝えていく構成だ。
つまりこの映画で述べられていることはオッペンハイマーだけでなく、原爆に対する当時のアメリカ人の考え方がどうだったのか訴えて
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.9

78点

前作から30年近くが経ち、最新技術で蘇ったマッド・マックスの世界観が演出・映像ともに正統進化し、娯楽映画として大満足な作品だった。

ノイズ(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

68点

話の展開上そうしなきゃ面白くないが、殺人犯がビニールハウスに不法侵入した上に娘の自転車を乗り回し、圭太に噛みつくなど立派な犯罪だったから正当防衛で通るのに隠蔽する必要がないと思った。もっと明
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

34点

ただの意味不明な映画。観るだけ時間の無駄。

チャーリーが鳩の死骸の首を切って何をするんだと期待していたら特に何も無い、母親がチャーリーの首が吹っ飛んだ場面のミニチュアを作っていても特に何も
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

58点

原作未読で原作も映画と同じなのかもしれないが、父親が生徒に刃物がついた靴で階段から蹴り落とされる・家事が発生したのにも関わらず警察が出てこなく、いざ警察が出る場面は最初の3人が行方不明になっ
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.8

76点

胸糞悪い話をミュージカルを交えたポップさと、純粋なシリアス面の緩急がとても激しい。

松子の死に方には納得いかなかった。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

62点

ツッコミどころ満載ですが満足はできます。

所々命について考えさせられるシーンもありますが、映画のメインは殺戮だと制作側がしっかりと分かっているため、話もアクションもテンポが良かった。

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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

60点

ダンケルクの戦いについて全く知識がない自分にとっては面白いとは言い難かった。

特に、良くも悪くもただ史実に基づいて描いているため、キャラクターの行動が意味不明だった。

特に疑問に思ったの
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チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

70点

真犯人の登場やその動機が唐突すぎた気がする。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

82点

萩原聖人の不気味な演技が素晴らしい。

とても良く出来ているが意味深なシーンがあまり回収されず、せめて間宮の火傷の跡のところは回収してほしかった。

間宮が高部に「あんたは特別な人間だ、あん
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

50点

長いし何がしたいのかよく分からない。

極端に隠喩やメッセージ性を入れても何を伝えたいのか、登場人物の行動原理も意味不明で、普通にエイリアンの出番を増やしてもっと短くすればいいのにと思った。
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バクマン。(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

40点

漫画の服部さん風に言わせてもらうと、
面白くない。個人的にだが面白くない。
原作を読んだ者の一人として、制作側が原作の魅力をイマイチ理解していないと感じた。

原作の魅力はかつてデスノートを
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

14点

原作ファンとして正直許せない。「ど゛う゛し゛て゛だ゛よ゛ぉ゛ぉ゛!゛!゛」の言葉すら出てこない。もはや制作側が自分たちは天才だと錯覚して観客側を馬鹿にしているのかと思った。

まずデスノート
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L change the WorLd(2008年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

28点

Lというキャラを殺している最悪なスピンオフ。

まず、デスノートというものが存在するという設定、夜神月死後の話である必要がない。一応話は月がデスノートを拾う前という設定でも成立はする。

L
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.5

70点

元CIAとだけあって殺しが容赦ない。

前半の日常パートの脇役キャラも後半の伏線につながるのも良き。

DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

72点

このレビューは前編・後編だけでなく原作のネタバレも含みますので、それでも良いという方は読んでくださると嬉しいです。



いきなり終わり方について語ると、私自身原作より映画の方が好きだ。ニア
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

70点

原作とは違うオリジナル展開が面白かった。
大数の法則のデータと比較して犯罪者の死が人為的なものと分かり、さらに時間帯から学生だと特定できるところや、南空ナオミとの対峙が面白かったり、Lとの合
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

24点

私だけだろうか、素直に話が意味不明だった。

私は原作の小説を未読なため、小説だと話がしっかり伝わるのかもしれないが、この映画ではとにかく展開が説明不足すぎて、なぜ人物がこのような行動を取っ
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28週後...(2007年製作の映画)

2.6

52点

前作よりは良いがとても良い出来というわけではない。

冒頭で母親がゾンビにならずに理性を保っているという面白い設定から始まったのに、監視や警備などなく父親がキスしたことで感染し、再びパニック
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

94点

登場人物が少ないため、大きく予想を裏切られるような展開ではなく、父親の死因は結局は自殺だった。だからといってそれが駄目というわけではない。
本作は父親の死因が自殺な故に面白い。

裁判で明ら
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28日後...(2002年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

42点

冒頭はすごく面白いのにそこからどんどん失速する。

チンパンジーから感染が広がって28日後、誰もいない病院で主人公ジムが目覚め、病院どころか外に出ても誰もいなく、28日で人類は絶滅してしまっ
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