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恋するプリテンダーのmaroのレビュー・感想・評価

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)
4.0
2024年日本公開映画で面白かった順位:35/57
  ストーリー:★★★★☆
 キャラクター:★★★★★
     映像:★★★☆☆
     音楽:★★★☆☆
映画館で観たい:★★★★★

先日観た『マイ・スイート・ハニー』(2023)という40代半ばの男女が全力で恋する韓国映画も面白かったけど、今回の映画も違う方向で面白かった!
あちらがプラトニックならば、こちらは下ネタとバカバカしさ全開の陽キャなラブコメ。
リゾートを舞台に繰り広げられる恋のすったもんだに笑うしかなかった(笑)

正直、『マイ・スイート・ハニー』ほどの秀逸さはなかったんだけど、それでもこの映画を推したい理由はただひとつ!
コッテコテのザ・アメリカ的なセクシーさの演出よ。
ベン(グレン・パウエル)は鍛え抜かれた筋肉がまぶしいまぶしい。
割れた腹筋、太い二の腕、広い肩幅、これはもう同じ男から見ても憧れる素晴らしい肉体美。
もはや、ハリウッド映画とインド映画、韓国映画は筋肉がデフォルトになってきてるね。

そして、ビー(シドニー・スウィーニー)のこぼれ落ちそうな乳房のインパクト!!
胸だけ見たら実写版の甘露寺蜜璃さんですよ。
昨今の社会を踏まえるとなかなか大きな声では言いづらいんだけど。。。
いやそうは言ってもね、リゾートだから基本水着だし、ビキニのトップでは抑えきれないあの大きな乳房がスクリーンにドドーンって映ったら、何もコメントしない方が不自然かなって(笑)
主演女優であそこまで大きい人も、最近のハリウッド映画では珍しい気もするけど。
男は筋肉、女はおっぱいっていうのも時代遅れと言われるのかはわからないけど、そのわかりやすいセクシーさの演出、個人的には大好だった!

そんな2人が、物語冒頭でのちょっとした行き違いで仲が悪くなるも、お互いの事情を踏まえて恋人のフリをするハメに!
それがもうバカらしいったらありゃしない(笑)
ラブラブであることを見せつけるために、絶景スポットでお互いのズボンの中に手を入れてお尻を触りまくるという邦画では考えられないアピールの仕方とか笑うしかないじゃんか。
「そんなアピールの仕方ある?!」ってwww
そもそも、最初に仲が悪かった理由がまったくもって意味不明だし、恋人のフリをする動機も弱すぎるから、ストーリー自体はやや雑な感じはするんだけど、筋肉とおっぱいと陽気なノリで許せちゃうんだよなあ、この映画(笑)

そんなわけで、カップルや友達と気軽に観るのに向いてるリゾートラブコメ!
ツッコミどころ満載だけど、そこがまたこの映画の魅力でもある。
バカらしくて元気になれるのでオススメ!
maro

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