じゃいろ

ミシシッピー・バーニングのじゃいろのレビュー・感想・評価

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)
3.8
人種差別なんてレベルでは無い、教養の時点で人種の分離を刷り込まれている体制がグロい

ファーストカットから厭な気持ちになるアラン・パーカーの手腕が凄い
史実に沿った映画ながら、実際にはこの事件をFBIは捜査していない、見て見ぬふりをしていたようでその点が批判されたようだ。確かに史実通りの作品と謳ってその改変は酷いが、映画というフィクションの中でだけでも一矢報いる展開を作ってくれるのはリベンジカルチャーとして面白いと個人的には思う

ジーン・ハックマンとウィレム・デフォーと主演を務める面々はその字面だけで期待してしまう
前半の展開が陰惨なだけに、後半の暴力捜査に振り切った展開はグッとくる
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