このレビューはネタバレを含みます
死者から託されたメッセージ
93年の『生きてこそ』を観た幼いとき、この事実についてあまりの衝撃を受けたことを思い出しました。
当時の映画と比較することはできないのですが、ウルグアイとアルゼンチンきぬ俳優たちが演じることで、より真に迫っていたのではと思う。
ネタバレはよくないけど、本作の視点が、死者の1人であったことがとても心に響いた。勿論、生還者の階層をベースにしているけれど、彼の無念、希望の視点がこの絶望的な状況を乗り越えた若者たちのストーリーに爽やかさを与えた。