Uネクで視聴。KYOTO手塚治虫ワールドで限定公開されていた1本で、これまた作画レベルが高い。
99年公開とのことで03の3期テレビシリーズのちょっと前。故に冒頭のダイジェスト映像は80年の2期の映像を使ってるんだよね。
物語は青騎士の関するエピソードのクライマックスのみ。人間達に反旗を翻した青騎士の暴走を止めるアトムの戦いが描かれる。10分程度の短編なのでほんの触りだけなのだが、それでも上手く構成してると思う。
自らが仕掛けた戦いだが、ビルの倒壊に際しアトムと共にお茶の水らを助ける青騎士。他の生命体や機械への敬意が無い人間に対する警鐘を鳴らすラストは、これまた手塚イズムを上手く表現している。
今作は他のどのアトムとも声が違うんだね。結構レアなアトムだ。