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ザ・バイクライダーズのgeminidoorsのレビュー・感想・評価

ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)
3.6
ワルイがワタシには魅入れなかったんだ。
お気にの俳優が出ててもだ。オザーク休んで観たんだトムハが出てるからってんで。
でも、この味付けというか話の彩りにはなんか入り込めなかった。10代20代で出逢えていたら…って感じかなあ。
懐かしんだり憧れたりするには、自分が随分と歳を重ねちまったってことかね?

マァ作品として一つ言うとしたら、"語り部"みたいな姐ちゃんはあんなに映さないでよろし。
上手いわけじゃなし、美しくも可愛くもなし。作品として的のブレというかレベルダウンに(構成として中途半端)加担と感じたなあ。


*(ここからは映画とは関係ない話するし)

ワチキは早くから四輪派で、しかも1BOXか軽トラを転がして30数年になる。

乗り物は"あくまで道具"という意識しかなく、ラヴァーマシンと意識してのめり込むマニアックさは持ち合わせない。

唯、荷を運ぶのがトラックだとしたならば、それとは別に買う買わないを問わず憧れるのはー
貨物ナンバーの営業車プロボックス辺りなんだよね。好きなマットカラーに塗り、タイヤはオフロード用でホイールは武骨なマットブラックとか。
以前チェロキー乗ってたパートナーも、この感覚に大賛成と言ってくれるから助かっている。
(あーだけど誰か頭金を投資してくんないかナ…)


アチキは八王子育ちでさ。直ぐ近くにユーミン実家の荒井家が在ってよ。
だから高尾山から相模湖にかけての大弛峠(通称:高尾のいろは坂)はフィールドだったのさ。峠のワインディングロードは勾配もあり、ローリングの聖地だったんだ。
14-5の中坊の頃は見学に通った。そして自身、原チャリでガードレールを越えて空を飛んで崖に落ちたんだ。たしか木が受け止めてくれたんだ。
脛を掘り骨は剥き出したが、折れたのは助骨と鎖骨だけだった。その位で済んだのは体重がまだ軽かったからだろう。脛と左腕の激しい縫跡は生涯消えないな。

臆病者だから以来、二輪には跨がれないのさ。

正直、二輪は怖い。

怖くても乗る…その選択をしないで来たんだから…きっと"心底好き!"とかじゃ無かったんだろうナって思う。

"好き"で仕方なければ…
怪我しようが、死にそうになろうが、
喧嘩しようが、一旦別れようが、だ。
いつしか再び跨って"ヨリを戻す"ってもんだろう?
二輪も四輪も、男も女も、マァそうゆうもんだろうしサ。



さて、現在となっては私はヘルニア患いの万年腰痛持ちだから、二輪なんて頼まれても跨れないナ…
きっと、アノ振動に我の第4&5腰椎は耐えられないだろう。

揺れてもせいぜい乗るのは、不整地運搬車(フォワダー)かユンボ(ショベルカー)だしサ!
それも食う為に仕方なくだ。
キャタピラ車ってのはガタガタ、山道じゃもう凄え振動でサ。
もう、時には笑うしかないんだぜっ!

ワッハッハ。

ハ、ハ、ハ…ハックショんっ!
(おっといけねぇスギ花粉だぜ。)
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