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RRのぱのレビュー・感想・評価

RR(2007年製作の映画)
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固定長回しの平面的な2次元の画の中に列車以外に動くものがあまりなく、その直線的な動きを見ていると静止画に流れるテロップのように思えてくる。

ラジオの音声などが聞こえたり、フレームの外の世界を仄めかしたりはするが、あまり実感が伴わないのが不思議で、まるで音が鳴る奇妙な写真というか、風景が声を発しているような印象を受ける。フレームの隔絶感がすごい。
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