がんびーの

アメリカン・フィクションのがんびーののレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
4.0
「人種」「差別問題」も資本主義の手によって立派なコンテンツになってる
これは自分が捻くれてるだけかもだが、数年前にあったBLMみたいな運動も結局はトレンドコンテンツみたいな節があって、大衆のほとんどは自分をブランディングするための消費対象としか見てない気がした(SNSで便乗してた日本人は特に)
この映画はその時に感じた言葉にできないモヤモヤを、さらっと伝えてくれて気持ちが晴れ晴れ
最後の展開を色々変えて焦らしながら、最終的に黒人のステレオタイプをポンと置いて幕を閉じるところに、「迎合迎合!」って嫌味を感じて最高
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