これこれ、私が求めてた映画はこういうものなのよ…と思いながら「この映画の感想をミスると自分も今作の中で揶揄されてた側の一部になっちゃうな…」とドキドキしてる。
とは言え、ポップなのに心に残る部分も多く、演出は抜群にセンスが良い、とても良い作品だった。最近の作品は、ポリコレを意識しすぎるがあまり物語の設定やキャスティングが歪んでたり、もはやポリコレを意識していること自体が評価されるという歪な形になっているように思う。黒人差別に関しても同様。
だけど、本当にそういったことで苦しんでいる人がいるのは事実だからこそ、消費者はそれがリアルなのか、それともエンタメなのか、しっかり見極めをしないといけない。