るい

アメリカン・フィクションのるいのレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
3.8
ついにやってきた1000レビュー🎉
キリ番は
アカデミー賞を追っかける
今回もかほちゃんと
作品賞
主演男優賞(ジェフリー・ライト)
助演男優賞(スターリングKブラウン)
脚色賞
作曲賞
の5部門にノミネートされ
見事、脚色賞受賞を果たした
コメディ作品
2001年に出版された小説「イレイジャー」が原作

ある1人の売れない小説家が
自身が嫌いとする
映画や小説などで描かれるステレオタイプな黒人描写の作品を
家族の死や、母親のアルツハイマーなどが重って
イライラし、でもお金が必要だから
やけになって
偽名を使って執筆して、出版する
予想に反してそれがまさかの大ヒット
映画化まで決まるのだった‥‥
乗っけから悲しい🥲
これ笑えるのかなって最初思った
結局お金って必要なんだよね
で嫌なものを書かなきゃならない
皮肉なんだけど
やっぱりこういうのが売れちゃうのが
人間なのかなってまず思った
現実でもこういうケースってあるあるだと思うんだよね🤔
でもってこの作品はその皮肉っぷりが笑える
出版社はこういうゴミを求めてるって
笑えるけどそれが現実なんだもんな
でもそれ考えたら
世の中の文学作品がこんなのばかりになったら悲しいなっても思った🤔
売らせるためにあの手この手を使ってくる
汚い人間
さらにこの作品
黒人問題はもちろんだけど
LGBTQなんかも扱ってるんだな
そして家族の介護問題
これがやっぱりリアルで展開するほど辛くなるんだよな
とにかく心配なモンクは振り回されっぱなし
でもなんかその光景が立派にも思えた
あと印象的だったのが音楽
作曲賞にノミネートされてただけあって
JAZZが凄い雰囲気合ってて良かったんだよな
それにしても皮肉の量が凄かったな
るい

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