Boss2054

アメリカン・フィクションのBoss2054のレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
4.8
今年のアカデミー賞脚色賞受賞作品。
まあ、実に皮肉たっぷりのホンで、
観ていて終始ワクワクしてしまった。

白人による黒人のイメージに敢えて黒人作家がチャレンジしてやたらト評価されてしまう皮肉。
主人公のインテリ作家をジェフリー・ライトが演じているコトの面白さ。
インテリの主人公が白人がイメージするワイルドな黒人を敢えて演じるンですが、
それらが全て受け入れられ評価されてしまうト云う皮肉。
そのコトでさらに苦悩する主人公の描き方が秀逸。
彼の家族トその周辺の人々との悲喜交々を描くコトによって、
本質的に、白人も黒人も何ら変わらないでしょ、ト、云うメッセージに意外と気が付かないかも知れないなあ〜ト、ふと思った。
多分、このシークエンスがこの作品の肝だと思う。

自身の作品が映画化になるコトになってからのイメージシークエンスがさらに面白くなる。
ワタシもラストはこうなるな、ト、思ったら、
ホントにそうなった⁉︎
その時点で、自分の視点が分かってしまう仕掛けにもなっているのだろう。
自分で自分に呆れた❣️
あはは😆
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