このレビューはネタバレを含みます
これで笑っていいのか...
ストーリーは数年ヒット作を出せていない主人公の作家が自分の経験や黒人に対する対応の皮肉を綴った小説を冗談で出版したところ大ヒットに映画化してしまうというお話。
基本的にはコメディ調なので面白い、笑える映画なのに、扱われるテーマが黒人とかゲイとか一般的にはデリケートとされているもののためこれで笑っていいのかがわからなくなってしまうというのが正直なところだった。特にお母さんが認知症になってしまうところとかは症状の悪化具合にやるせなくなってくるしなんか悔しいという感情になってしまった。
あと映画のシーンのを撮っているところで脚本変えるくだりがあったけど、それがどこからが脚本なのかがわからなかった。というのも、小説自体の内容が登場人物にセリフ言わせる場面しか情報がないからそこからどう授賞式のシーンに繋がるのかがよくわからなかった。
登場人物が現れてセリフ言わせるシーンはすごく面白かった。