けふか

異人たちのけふかのネタバレレビュー・内容・結末

異人たち(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

言葉にするのがとても難しい、
涙が止まらなくなる場面が何度もあった。
観た直後で、うまく気持ちがまとまらないが、しばらく経ってからふと思い出すことが多くなる映画だと思った。

孤独に生きてきた人でも、死んでしまった両親に会ったら一瞬で子どもになり、抱えていたものが溢れ出してしまう、その脆さみたいなものが、思い当たる節があって何度も泣いてしまった。

悲しいラストだと思うのに、救いがないと感じるわけではなく、希望が見えるような、表現できない感情になった。

自分が本当に孤独になった時、この映画の存在が救いになると思った。

原作も読んでみたい。
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