⭐️4.2
（携帯の不具合でスコア記入できないためこの欄に記載）
とても良かった。鑑賞後の心に、しこりを残してくるこの感じ。すごく好みな作品だった。
家族に会いたくなった。今はそれぞれ離れて暮らしているけど、幼少期の記憶や思い出はかけがえのないものだし、今も定期的に連絡取り合う仲良しな家族なので、余計に、無性に、家族に会いたいなあと思った。大切な人たちとの時間って、十分になるわけないよね。いくらあっても足りない。
人によってかなり解釈が異なりそうなところも、ファンタジー要素もホラー要素も含んでるところも、シーン一つひとつの描写も良かった。予期していた以上に心にくるものがあって、ぼろぼろ泣いてしまった。
性的嗜好がストレートな自分。他者からの心無い言動に傷ついたり、生きづらさを感じたりしたことは今のところない。でも、25歳独身で結婚の未来も描けずにいて、一抹の不安と心配を感じている上に、両親が元気なうちに結婚して孫を見せたいなと最近強く感じているので、なんだかいろいろ考えさせられちゃった。
アダムとハリーが本当に互いを愛しているんだなあっていうのが、相手を見つめる視線とか表情、体に触れる手つきで感じ取れて胸がきゅっとなった。自分はこんな風に想い合える相手と、いつか出会えるのかなあと切なくも感じた。
まず近いうちに実家に帰って、両親にありがとうと大好きを伝えようと思う。もちろん大好きな兄にも。
