素晴らしい。自分の人生に投影させて生きていきたい作品。オリジナルは未視聴。
亡くなった両親との再会する設定はありがちだが、そこにミステリアスな隣人とのセクシャル的な関係と親密な関係がスパイスになる。クィア設定にする事で現代と昔の対比がまたこれ上手いし、その描写がいきていく。
そして親と子の贖罪。それを一つ一つ噛み締めてお互い向き合い前に進む主人公に感情移入し涙が止まらなかった。
ファミリーサイズのランチのシーンやーばい😭
個人的には、アンドリュー・スコット演じるアダムの表情の切り替えがびっくり。親と接する時は童心に帰ったような表情だし、ハリーと接している時は希望に満ち足りた顔をしていて役者のレベルの高さにも衝撃。
言葉もそうだけど、なんというか表情で泣かせにくる。
音楽も最高で、映像も光の使い方とにかく美しい。35mmで撮影してるとの事自然光は何処かザラっとしたルックで、光が強いシーンはモヤッとしたルックになって、それらが相まって美しい。
アダムこの後も強く生きて欲しい。
