ハレンチ学園在学生

華岡青洲の妻のハレンチ学園在学生のレビュー・感想・評価

華岡青洲の妻(1967年製作の映画)
3.8
姑(高峰秀子)に請われて来た嫁(若尾文子)。最初は義母に憧れを持つ嫁だったが、家に入ってから徐々に雲平(のちの華岡青洲。市川雷蔵)の取り合いの様相を呈する。要は母が子離れできずに可愛がるあまりに嫁に嫉妬する構図でありふれた話なのだが、高峰秀子と若尾文子の冷たい戦いが見ていて戦慄するほど恐ろしい。そこが見どころ。以前見た記憶では高峰秀子が実験の麻酔薬をのんで死んでしまったものと思い込んでいたが、病没したようで記憶違いだった。