感謝祭発祥の地とされるマサチューセッツ州のある町に現れた連続殺人鬼の巻き起こす惨劇を描いたホラースプラッター。
イーライ・ロスはスプラッターマニアを裏切らない。だけどもっとフルスロットルでもよかったんじゃないかなとは思った。確かに他の映画とは比べものにならないほど残酷なんだけれどイーライ・ロスにしてはマイルドに感じるところが多かった。その代わりなのか、ストーリー的なところはめちゃくちゃ面白かった。ただ殺人鬼に襲われるって話じゃなくて誰が殺人鬼なのかっていう「スクリーム」みたいな面白さがあった。ラストの展開とかはどうしてもスプラッター映画ってのはこういう終わり方しかできないのかなっていつも思う。