紀子

エイリアン3の紀子のネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン3(1992年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

かわいそうなデヴィッド・フィンチャー。
これじゃあ「もう映画館撮りたくない!」てなるよね。よく再起して『ゴーンガール』まで撮ってくれたものだ。ありがとう!
ギブスンが書いた版の脚本があるらしく、読んでみたい。
とにかく公開されたこの作品は脚本がひどい。作戦がお粗末過ぎて、なんなの?!というストーリー。
あと、囚人たちの星という設定もなんなの…リプリーの同行者たち、1の乗組員→2の軍人→3の囚人と、どんどん民度が下がってくのなんなの…
今回はリプリーが敵視されたり、レイプされそうになったりと、とにかく初めから見ていて不快で辛かった。そういう要素いらないよーエイリアンの造形に集中させてよー
マッドマックスっぽいから、そういう終末、荒くれ者、みたいな雰囲気が好きな人もいるのかもね。
あとこの作品の唯一の良いところは、クリーチャーデザインにギーガーを再び迎えたこと!犬エイリアン、去年のギーガー展で彫刻をみたけれど、野生的で怖くてかっこよくて美しかった。
あと少しだけでもビショップ再登場はうれしかった。
紀子

紀子