制作会社の倉庫に埋もれてた お地蔵さん(小道具) を用いてホラー映画を撮ることにより、 お地蔵さん(小道具) を お地蔵さん(呪物) に昇華させるっていう実験的作品。内容は短編2本と怪談3本で合間合間にトークを挟む構成。
思ってたより…う〜んって感じ。
面白いか面白くないかで言うたら面白くない。
ただ、やってることは面白いし興味深いし意義のあるものやと思う。
けど、もっと…こう…せっかく『呪物』にするっていう目的を掲げてるのに、そこに対しての深掘りというか多面的なアプローチが物足りやんように感じたかな。全体的にサラッとしてたのが残念。気持ち悪いことやってるんやから変に構えず気取らずネチョネチョしたらよかったのにって思う。ほんとに残念やし私のワクワクと399円を返せと言いたい。
せやから映画としては全っっ然面白くなかったです。ただ、やっぱりやってることはめっちゃ素敵やから仮に続編があるとするならば当然、期待します。