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フィシスの波文のbunrokuのレビュー・感想・評価

フィシスの波文(2023年製作の映画)
3.5
端正な構図、控えめな明度や彩度、そして淡々とした静かな展開。観ていて、とにかく気持ちが良い。心が洗われる。様々な自然の中で、様々な紋様が生まれ、時と所を超えて広がり、根付き、混交していく。それに呼応するように映画の歩みも、京都を起点に南は奄美、北は北海道、そして外国まで延びていく。それは世界の成り立ちのひとつを示す旅。
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