フィシスの波文の作品情報・感想・評価

フィシスの波文2023年製作の映画)

上映日:2024年04月06日

製作国・地域:

上映時間:85分

3.8

あらすじ

『フィシスの波文』に投稿された感想・評価

2moons
4.0
観た後、時間をかけて理解したこととかあって、あらためてもう一度観たいと思う。上映後の鶴岡真弓さんの言葉に救われた。忘れないでおこう。
yuzy
3.3
いままであまり気にしたことなかった紋様の魅力に気づけて嬉しい
4.0

一万年以上前から存在するデザイン(自然にあるもの)を世界中追う旅。


京都の「唐長」に始まり、奄美大島やイタリアのカモニカ渓谷岩絵群やローマの古教会にまで行く。最後余市のフゴッペ洞窟などにも行くが…

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mokmal
4.2

あくまでもインターネットにある情報ではあるが、おそらく4万年前から「文様」は使用されていた。意図的に発する「音」もそれぐらいからだそうだ。地球の歴史そのものからすれば一瞬の出来事だが、縄文と音楽好き…

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-

手の平の先で
消えてゆく
いつも
呆気なく

それでいて美しいから
余計に悔しくて
泣けてくる

どうしてを重ねる
繰り返す
解けないうちに
また増えて
複雑に混ざる
汚い
何だってそうだろう
僕は…

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nao
5.0
音楽、そして日本古来の紋様をめぐる旅が広がりをみせ、それがまた縫い物のように奥で繋がっているところが素晴らしい。
私の旅とも所々クロスしているところがまた良かった。
文化人類学な映画です。
5.0

フィシスの波紋

唐紙が京都のお寺に嵌め込まれていく。色の正解も職人のオリジナリティもそこにはなく、天平大雲と余白が連なっている。

お庭に水が撒かれ、茶室では亭主の手元のみが映し出されている。

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hiromi
4.5

内容が濃くて、全てを理解できていないと感じますが、反芻していくうちに答えに辿り着けるのではないかと思います。
観れて良かったです。

みなさんは、明けの明星である金星の地球から見た軌道と、薔薇の花のかたちが相似形であることをご存じだったでしょうか。天なるものと地なるもの、この自然の中には美しい基層となる「かたち」があるようなのです…

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捨菊
5.0
 文様を切り口に自然と人間の繋がり、過去から今への繋がり、未来へ残していく事の大切さを感じた。

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