Jellyfish

ヒットマンのJellyfishのレビュー・感想・評価

ヒットマン(2023年製作の映画)
2.5
心理学教授にして囮捜査官の男が主人公の、奇妙な味わいのラブコメ・犯罪・エンタメ映画。多くの人がこのビジュアルから想像するであろうものとはかけ離れた味わいの、どうにもジャンル分けが難しい映画。

主人公が学生に向けて行う講義だったり、ストリート名を示す看板にそれっぽいことが書かれれいたり、意味ありげながらも薄っぺらくて胡散臭い。男の口癖、“All pie is good pie” とはどういう意味か。

確かに「ヒットマン」というのは、正体を隠して女性と付き合うには都合の良い身分かも知れない 笑。
しかし、囮捜査のヒットマンに殺人依頼の前金を手渡しただけで逮捕され、あまつさえ有罪になるなんて実に変な国だ。それとバランスを取るかのような、この非道徳なハッピーエンド。

ニヤリとするシーンも多く、思わせぶりで意外と観ていられるのだが、何が言いたいのかよくわからなくて、でもそれが良いんだよなとも思えない作品。
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