注目株グレン・パウエル主演作ということで作品の詳細を知らずの劇場鑑賞。
日本では「実話に基づくクライム・コメディ」と謳われていたけれど、実際のところはロマンティック寄りなクライム・コメディだったと思う。
作品的には主人公がアドリア・アルホナ演じるヒロインと出逢うまでは間延びを感じたけれど、それ以降は徐々に加速して面白くなってきたと思う（それでもどちらかと言えばオフビートな作風）。
物語の着地点に倫理観としてどうなのだろう？というもやもや感があったけれど、鑑賞後にそのほとんどがフィクションだったと知って納得（ならば許容できる）。
お目当てのグレン・パウエルはNewトム・クルーズ的なオールアメリカンでナイスガイ。
“ヒットマン”の彼もハンサムかつセクシーでカッコ良かったけれど、本来の“大学教授”の彼も素敵だったと思う。
この作品は『恋するプリテンダー』に続く、グレン・パウエルの魅力を思い存分に堪能できる一本でもあった。
いつかリチャード・リンクレイター監督＆テキサス衆（イーサン・ホーク、マシュー・マコノヒー、グレン・パウエル）競演作を観てみたい。
2024/09/25鑑賞
