試写会にて。レ・ミゼラブルから続けての鑑賞。
期待していたのとはちょっと違ったな。暴動でも起きて行政機関と争うような話かと。
実際にあった出来事をモチーフに淡々と伝えるような感じ。さすがに予告なしでいますぐに立ち退けっていうのは誇張表現のようだが、24時間以内に出ていけというのは本当にあったらしい。
これは演出面の話にはなるが、ドキュメンタリー出身ということでレ・ミゼラブルはモキュメンタリータッチな勢いのある絵が説得力を持たせていた。ただ、今回は普通の映画になってしまったように感じた。どっちが正解というわけではないけど、この監督には前者のスタイルの方が合っているようには思えた。
