花嫁の取り違えのドタバタからなるほっこり映画。最近インド界隈はマッチョな勧善懲悪アクションの公開が多い気がするので、こういうの嬉しい。
とんでもないトラブルを乗り越えるダブルヒロイン。男性に従う文化に適応した幼妻プールと、自立したい賢いジャヤ。プールの価値観は文化圏ギャップで違和感があるけど、どちらもまっすぐで愛おしい。スタート地点は選べないんだから。
アーミル・カーンがらみの作品はインドのやるせない社会問題をからめつつもハッピーエンドになるのが多い気がする。お伽話じゃないかしら?とも思うけど、それでいいじゃない。きっと祈りだよ。