このレビューはネタバレを含みます
人の頭の中とか思い出を覗き見したような気持ち。
色んな記憶の瞬間がたくさん重なって人生ってできてるんだなぁと思った。
言葉で言ったら、仲の良かった女の子がいたけど結ばれませんでした…だけど、実際生きてて過去を思い出すのって、あの泣いた夜の布団の感触とか、涙と声がこらえきれずに出てくる息苦しさとか、そのあと鼻がめちゃめちゃ詰まったり頭が痛くなったりしたなとか、そういうところだったりする。
自分がどんな気持ちどんな状態だったか、というところにストーリーがくっついて1つの記憶になるのかな…と思う。お話を見たというより、記憶を得た…という気分です。