【ふたりの恋は風に舞う塵のように】
洋題は『Dust in the Wind』。
少年アワンが家計を助けるため中卒と同時に台北に出て働きながら学校に通い、幼なじみの少女アフンも追うように台北にや…
久々に侯孝賢をちゃんと観た。
あまり自分に合わないなと痛感。とにかく進み方が単調で話のリズムが掴めない。シーンとシーンの繋ぎ方が雑にすら感じる。だからストーリーが分かりにくいし、あまりキャラクターに…
幼馴染の恋愛模様。
冒頭の幾つものトンネルを抜けていく電車からのショットの見事さ。電車を盗まれた2人が電車に乗って帰る場面も素晴らしい。状況は冒頭の場面と同じなのに演出が全く違う。印刷工場の機械の…
恋愛模様に関しては古式ゆかしく単調で、特に面白くないなと思ってしまったが、あの二人の恋の行く末は瑣末なことで、今ここにある日々の生活の景色と、これからも生活が続いていくということがこの映画の本質なの…
>>続きを読む風景を美しく切り取ったショットも静謐な音楽も絶妙に眠気を誘うため前半は意識朦朧としながら鑑賞。それはそれで心地良い眠りではあったのだが。夜の屋外での映画上映は良いシーンだし、切ない結末も悪くない。た…
>>続きを読むま、、まぶしいっ!
がゆえに主人公が不憫すぎる、、
2人が互いを想い合って、都会で支え合う姿があまりにも健気で微笑ましい。
木綿のハンカチーフ的展開だけど、兵役というなおさら抗えない物理的距離が2…
これまたとんでもない映画だ…。何もかもうまくいかない少年の日々をこれほどまでの質感で撮り仰せた映画はあっただろうか。二本立てで観た「童年往事」も実は微妙に詳細なストーリーが語れないのだがそんなことは…
>>続きを読むトンネルを走る鉄道の正面から次第に出口の光が大きくなっていく冒頭のシーンが、映画館の映写窓や逆にトンネル側から鉄道を撮るショットなどで形を変えてリフレインするのオシャレ。十份の階段の多い村並みを定点…
>>続きを読む©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987