恋恋風塵(れんれんふうじん)の作品情報・感想・評価

恋恋風塵(れんれんふうじん)1987年製作の映画)

戀戀風塵

上映日:1989年11月11日

製作国・地域:

上映時間:110分

ジャンル:

3.9

あらすじ

『恋恋風塵(れんれんふうじん)』に投稿された感想・評価

4.3

【鑑賞メモ】
緑のトンネル。
お手製のシャツ。
プラットフォーム。

空気感がとても好き。
始まりの、列車とトンネルのシークエンスがまず良い。

お花みたいに静かで儚く、可愛いらしいアフンと、割とベ…

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adeu
3.4

ミレニアム・マンボとは対照的に引きの画が多め。でも物語の進行を画面外に任せてメインで映ってる2人のリアクションで心情を想像させるのはこのときからのやり方なのかな。
最初のカットで一気に引き込まれるの…

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「風の中の塵」と片付けてしまうには、あまりに切ない青春の一コマ。
そうか、あのヒロイン役の俳優がそのあと「非情城市」の妻になるのか、と今さら気づいた2025年の年末。
TO
4.5

【世界で最も美しい題名by蓮實重彦】

トンネル 列車 時計 ライター 爆竹 アワンばかりだ 退役まで387日 中国の漁船 すべては縁だ 朝からまぶたがぴくついた お前が帰ってくる予感がしたよ サツ…

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ぽん
-

引き込まれる冒頭。
トンネルを抜けた先の景色。電車の中の2人のショットに映る。関係を1ショットで言葉なしに説明。セットアップ完了みたいなところ。

ゆったり進みながらも、狙うところは狙って。
階段途…

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naco
-
なんでだろう 鮪漁船のうた を思い出した
爆竹 遠くの海 連なる霞んだ山々 あたりまえの物達と

とっても良い映画だった。とにかく画が抜群だし、要所要所で流れる音楽もストーリーと深く共鳴してた。主要キャラクター2人の恋は確かに切ないんだけど、別にドラマチックというほどではない。まぁそんなこともあ…

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3.7
このレビューはネタバレを含みます

冒頭のトンネルのカットとその後の男女のカットは、カメラの位置は反対になり、男女の立ち位置も反対になる。この「すれ違い」は、駅のホームの横から撮られたシーンとも繋がり、彼は去っていく。生家に戻った場面…

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q
-
最初のカットすごすぎる。冒頭で引き込まれて最後まで寝なかった。けど内容は侯孝賢らしく単調。ラストになるにつれ急に動きがあるけど、それまではぼんやり見てた。全てのロングショットがもれなく美しい。
ICHI
3.5

侯孝賢やエドワードヤンが描く戦後の台湾は基本的に貧しく、無邪気な少年だった主人公は高校生くらいの頃から思春期の鬱屈感や社会の不透明さや貧しさから怠惰な毎日と暴力的な人間関係にはまり込み、肉親を悲しま…

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