恋恋風塵(れんれんふうじん)の作品情報・感想・評価

恋恋風塵(れんれんふうじん)1987年製作の映画)

戀戀風塵

製作国:

上映時間:110分

ジャンル:

4.0

あらすじ

鉱山の村で幼いころから兄妹のように育った少年ワンと少女ホン。台北に出た二人は、夏の里帰りを楽しみにしながら、愛すると感じるよりも深く心で結ばれている。やがてワンのところに兵役の知らせが届く。ホンはワンに毎日手紙を書き続けることを約束し、ワンにも自分の宛名を書いた1000通の封筒を託す……。

「恋恋風塵(れんれんふうじん)」に投稿された感想・評価

台湾の田舎町の風景が素敵。線路の上に布を張って映画を野外上映するシーンいいね。侯孝賢映画なのでストーリーはあってないようなもので、なんとな〜くゆっくり進むのが心地よい。
久々のホウシャオシェン。今作でも田舎の風景がとにかく綺麗で、ノスタルジックな雰囲気に酔いしれることができた。この人に田舎を撮らせたらNo.1だと思う。内容は幼馴染み2人の淡い恋の話。会話は少ないけど心が通い合っている2人の空気感がよかった。
NOOO000ooo

NOOO000oooの感想・評価

4.0
ジャケから受けるイメージとは真逆であろう牯嶺街を彷彿とさせるダウナーなsweet sixteenな純愛「憂鬱な楽園」のホウ・シャオシェン監督作。日本だとsweetなbluesは19が相場ですが、海外では甘くいられるのは16までが法律なのですね。

しかし、台湾ニューシネマと呼ばれる80年代の台湾映画は不親切なのは間違いなく、ハリウッド映画の冒頭20分で人物説明なんて概念は皆無なようで、登場人物はさほど多くないものの、阿ワン、阿フンなど「阿」の人が大勢登場して、阿フンが通学で電車に乗ってトンネルをあっちに行ったら台北方面だったから、トンネルをこっちに走ったら帰郷って事だなとか、阿フンの髪が10cm伸びたから少なくとも1年は季節は進んだのだろう。。。みたいに万事その程度の説明描写、しかも突然脈略もなくで進むので集中して行間や空気を読まなきゃ置き去りにされ、そもそも物語自体理解できないし、メタな視点で見ないと監督の映像詩なんて見えてきやしない。
と、台湾ニューシネマは難しいのは間違いないけど癖になるのも間違いなく、自分の中では新しいsweet16の名作が加わったと思う。
ぺピノ

ぺピノの感想・評価

3.9
猛きものですら久しくなく、風の前の塵に同じなのだから、恋と明示して結ばれてはない関係性ならなおさら儚い。

人生には恋愛だけではなく家族とか地縁とか国家も同居していてそれぞれが限りある狭いキャパシティの中で位置を奪い合う。増して若さはあつちう間。そんなしゃばい世界に翻弄されるか弱く尊き者たちの話。
アワンが泣くところでもらい泣き。
爆竹ぶっ放しながら練り歩くお爺ちゃんが良かった。
幼馴染二人の淡い恋と別れを描いた物語。

1960年代、台湾の田舎が舞台。
田園光景、路地、家の中、工場、駅、電車の中・・それらのカメラワークが素晴らしく、変な表現だが「景色が生きている」と思った。

無口な主人公とよく話す祖父が対照的。
祖父の台詞が心に残った。


台湾巨匠傑作選2018 at 新宿K’sシネマ( 4/28〜6/15)<28作品のラインナップ>
とても独特な台湾映画。
アフンとアワンの2人の距離感が独特。
ほとんど話さないし、女性がおしとやかなのは時代なのかな、と思った。

あまりお金がかかってない感じが、逆にリアルだった。
Stream

Streamの感想・評価

3.8
台湾の街並みがとてもよかった。
山や村の生活、人との関係などの小さな世界がそこにあった。
暖かいけどしきたりや、家族の目が近すぎる生活。

主人公の男の子が一途に幼馴染みの彼女を思う気持ちに、とてもきれいなものを見た気がした。
反対に女の子はあまりにも控えめな性格すぎて、彼がいないと何もできないよう子で好きになれなかった。

帰りを待てる待てないという以前に、好きな気持ちが薄れたというだけではないかな。
音が素晴らしい。
印刷会社の音、仕立て屋の音、劇場裏の音、電車の音、雑踏の音、故郷の自然音。
どれも印象的でそこにしかなかった音がある。聴覚で感じるノスタルジアと孤独。
はや波

はや波の感想・評価

2.6
いや、、、そりゃそうなるっしょ!という展開。草も生えない。

撮り方とか雰囲気はとても綺麗。多分僕はラブストーリーが好きじゃない
>|