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トゥルーホラー:悪魔が私に殺させたのaoiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウォーレン夫妻の関わった除霊の話を当事者たちから話を聞く形で進められるドキュメンタリー。
ウォーレン夫妻の話を見ていただけでは、見えない真実が見えてくる。
一家の母親は強迫性神経障害で、子供たち及び夫に毎日睡眠薬を混ぜた食事を出していた。
それによって子供たちは精神に変調をきたし、幻覚や異常行動が出た可能性がある。
また、この一家の話を本にするにあたって、ウォーレン夫妻が家族に不利益のある契約を結び、家族は自分たちのことが題材となっているにもかかわらず、わずか4500ドルしか受け取っていない。
一方ウォーレン夫妻は80,000ドル以上を受け取っている。
また、表示されたとされる少年が起こした行動については、ウォーレン夫妻が彼がいる目の前でこれからこういったことが起こると話したので、彼はその通りに行動しただけ子供特有の思い込みであったり、異常行動と言うものの可能性が考えられる。
また憑依された少年は父親には逆らえなかったが、彼が憑依されて、暴言等を吐いている最中に、父親が彼を引っぱたき、いい加減にしろと発言したところ、憑依されているはずの彼はおとなしくなった。
悪魔の憑依であれば、父親に叩かれて、おとなしくなるのはおかしい。
以上のいろいろな証言からして、私としてはこれは悪魔の事件ではなく、あくまで精神的な問題であったり、子供の異常行動といった事件だったのだろうと考えた。

ただしそれとは別に死霊館シリーズの映画はが面白いのでオススメ。
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