ナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容所に送られる予定だったユダヤ人の子ども669人をチェコスロバキアからイギリスへ避難させたニコラス・ウィンストン氏の話。
『シンドラーのリスト』然りWWⅡの想像を絶する過酷な状況を描く作品は暗くて重いものが多いけれど、それと同時に約50年後の描写もあることで辛すぎず暗すぎないのは珍しく感じた。
時を経てその行いが意味を為したことがわかり、当時の後悔や葛藤を払拭はできなくとも報われる。本人も当時の子どもたちにとっても良かった。メディアはこういう風にも使えるものだ。
まだまだ知らないだけで、きっと同じような人物はいるのだろう。
