NaO

あいつの声のNaOのレビュー・感想・評価

あいつの声(2007年製作の映画)
3.6
カン・ドンウォンの名前につられて観賞。
犯人役だと分かっちゃいたが、姿形ほぼ見えず声メインの出演だった...。

1991年、ソウルで実際に起こった誘拐殺人未解決事件のお話。
殺人の追憶もそうなんだが、何故こうも捜査が杜撰なのか。10年もあれば捜査方法もだいぶ進化してそうなものだけど、やってることは大して変わりない不甲斐なさ。
アジョシのオ社長が珍しくカタギの役だった。

ソル・ギョングはさすがの演技力だが、彼の演技でどうにか保っていたような感じで中弛み感が半端無い。
ただねぇ...「もう一人子どもを作ろう」なんて言われた日にゃぶっ殺したくなるよ、私なら。

ラストの実際の音声とモンタージュが一番ゾクッと来た。
新感染半島のソ大尉(ク・ギョファン)の声質とすごく似てるのね。
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