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わたくしどもは。のssr701のレビュー・感想・評価

わたくしどもは。(2023年製作の映画)
1.8
1月29日はスポーツライターの宇佐美徹也さんの生誕日です!
プロ野球の記録に関する書籍を多く執筆し
「記録の神様」とも称された宇佐美さんに思いを馳せつつ
富名哲也監督の作品を見てみます(無関係)

宇佐美さんと言えば…そう!
西鉄ライオンズの稲尾和久投手が打ち立てた
シーズン78試合登板記録の話は避けて通れませんよネ!
(映画の話をしてください)

この78試合登板は「先発30試合」+「リリーフ48試合」
というキチガイさで(誉め言葉)
しかも先発30試合のうち完投勝利が21でそのうち完封勝利が7という
さらなるキチガイ沙汰で(誉め言葉)
完投して敗戦した試合も3試合あるというキチガイっぷりなのでした(誉め言葉)

この年西鉄ライオンズは81勝しているのですが
稲尾ひとりだけで42勝して
その当時は記録が制定されていなかったものの
抑え投手として10セーブもあげており
52勝に貢献したというキチガイ極まりない記録なのでした(誉め言葉)

ダブルヘッダー1試合目に完封して
2試合目はリリーフ登板したり
2回途中からリリーフしてそのまま延長11回まで投げるなど
とにかくキチガイさ加減に空いた口も塞がらないのですが(誉め言葉)
そんな伝説のキチガイ記録に
先発などせずリリーフ登板だけで
78試合に近づく選手が現れるたびに
宇佐美さんは「こんな内容のともなってない記録は許せない!」
と怒り狂ってそのチームの監督に手紙を送って
「記録更新しないでください!」とお願いをするのでした…
キチガイだなあ(誉め言葉)

そんなキチガイレターに気圧されて
阪神の安藤統男監督は福間納投手を77試合
同じく阪神の野村克也監督も伊藤敦規投手を71試合に
とどめる起用法をしたのですが
広島の山本浩二監督は菊地原毅投手を
78試合登板させてタイ記録としてしまうのでした…
宇佐美さんは「数で並んだだけで稲尾と比べればお話にならない」
と吐き捨てるようなコメントを残したのでした
キチガイ…野球キチガイだなあ…

その後2005年に阪神の藤川球児投手が80試合登板で
記録を更新してしまうのですが
宇佐美さんはこのころは現場を離れて病気療養中だったので
どう思っていたのかは不明なのでした
さらに2007年に阪神の久保田智之が90試合登板をしているのですが
阪神という球団は稲尾さんや宇佐美さんに何か恨みでも?
そう言えば1987年に阪神は
41勝しか出来ず「稲尾ひとりに負けてるやん!」と
笑われたこともありましたので
その仕返しかもしれません(個人及び狂人の勝手な見解です)

ついでに言うと(言うな&早よ本題に入れや)
1987年は掛布が飲酒運転で
バースがスピード違反で捕まった年ですネ!(もう忘れてやれよ)


そして藤川球児投手と言えば…そう!
広末涼子さんと同じ中学校の同級生ですよネ!
その広末さんが芸能界に与えた影響はとても大きく
1987年ごろから始まったとされる「アイドル冬の時代」を
1996年ごろに終わらせたと言われているほど!

その「アイドル冬の時代」の代表として
高橋由美子さん(愛称:グッピー)が20世紀最後のアイドルと呼ばれていましたが
もうひとりそう呼ばれていたアイドルがいたようです
それが…そう!
酒井法子さん(愛称:のりピー)です!(今日もノルマ達成)

まあ今となっては広末も高橋由美子も不倫のイメージだし
酒井法子に至っては逮捕されてるしで
何がアイドルなのやらなんですけどネ!(そっとしといたれよ)

ちなみに(ちなむな&早よ!)
1996年にドコモのポケベルCMで
一躍有名となって
その後iモードのCMなどで
2001年までドコモの顔であり続けた広末さんは…
時を経て2012年!
再びドコモのケータイのCMに帰ってくることとなります

「私はずっとドコモさんの携帯電話を使っています。
浮気しなかった私の思いが通じました!」
と笑顔で語る広末さんなのでした…
広末は浮気なんてしない一途な女性…っと…メモメモ…

というわけで
広末のポケベルのCMって
関西では放送してなかったから
ジャンプに連載されてた「幕張」の中に出てきても
何のことやらわからなかったよね?
と思いつつ…
いざ視聴開始です!


(ネタバレあり&愚痴と文句ばっかりで
ごめんなさいです)


えーっと…
出演してた幼女に
「これってどういう意味ですか?」と
問いかけられたとき
監督は逃げずに戸惑わずに答えらえるのかな〜?って作品でしたね

いやまあ幼女を引き合いに出して
盾にする必要もないんですけど
いくら何でもわけがわからなすぎるかなあ…
まあここはいわゆる中間地点なんだろうなってのは
伝わってきましたけど…


ただロケ地に関してはすごいとこを選んだなと思いました
ここで不思議な世界の映画を撮ったら
そりゃ普通にムードが出ますわ…と思いました

でもそのロケ地の神秘的なパワーに寄りかかって
頼り切った作品と言われても仕方ないんじゃないかな?
セリフもほとんどなく
人がいなくなったという事態を
モノローグのひとことでさらっと終わらせたり
静かで厳かな雰囲気だったのに
無駄に大音量の音楽が流れたり…
どうも納得が行きません
「わたくし」で話を続けるのも何なのかなあ…
最初に会話した大竹しのぶも
それに対してツッコミを入れてほしかったです

何の意味があったのかわからないシーンがあったり
特にストーリーに影響を与えないような人が
出てきたりするのも不可解でしたね
田中泯と大竹しのぶが
もっとストーリーを回せばよかったのに…

それから松田龍平と石橋静河が共演してるということに
感慨深いものがありましたが
ただそれだけ…って感じでした
惜しいというかもったいないというか…

松田龍平が服を着るシーンは
事後を表現してたのかな?
相手は完全に服を着てましたけど…
やるならやる!やらないならやらない!
中途半端なことはしないでいただきたいです


まあ結局のところは…
「わけがわからない」で終わってしまっていて
「わけがわからないけど何かすごいぞ」までは
残念ながら到達していない作品なのでした(偉そうなこと言うな)


「30分にまとめたらよかったのに…」とも思いますが
そしたら「もっと長編で見たかった!」って言うんだろうな
とも思ったりです(どないやねん)
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